MIYABIの部屋

いつの日もこの胸に流れてるメロディー

レビュー『もものかんづめ』


日曜の夜、家にいるとついつい見てしまう
ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」のフルコース♪
まるちゃんは作者のさくらももこ氏の分身的な呑気で楽天家な女の子(*´∀`)そんなさくら氏のエッセイストデビューがこちらの『もものかんづめ』です。

さくらももこの著書はマンガをはじめ多数本棚にありますが、今でも元気のない時や箸休めに繰り返し読んでは笑わせて頂いてます。

中学時代、机の下で隠し読みしてたらあまりの可笑しさに耐え切れず没収された思い出が…。
返してもらう時に先生も職員室で笑い転げてたらしいヾ(≧∀≦*)ノ〃
ほぼクラスの子がまわし読みしたせいでカバーは薄汚れ、年季の入った風体だったけど今開いてみても爆笑必至ww
これは公共の交通機関で読むのは非常にデンジャラスな1冊ですね~♪

【収録作品】
・奇跡の水虫治療
・極楽通い
・健康食品三昧
・明け方のつぶやき
・メルヘン翁
・恐怖との直面
・サルになった日
・無意味な合宿
・乙女のバカ心
・宴会用の女
・意図のない話
・スズムシ算
・底なし銭湯
・金持ちの友人
週刊紙のオナラ
・結婚することになった
・その後の話

の17作品、もう笑い死にするかと思ったww
私のツボは“メルヘン翁”(●>艸<):;*.':;.
アニメ『ちびまるこちゃん』の友蔵さんは優しくてちょっとトボけたまるちゃんの良き理解者なお爺ちゃんですが、現実の友蔵さんは実はそうではなかった!?
発売当初は身内の葬儀さえ笑いに変えるさくら氏を非難する声もあった様ですが…
すみません・・・お腹がよじれる程笑っちゃいました。

身内知人に容赦ない抱腹絶倒の洗礼&年寄染みた語り口調が笑いを誘う、さくらももこのエッセイの続編『さるのこしかけ』『たいのおかしら』もセットでおすすめです♡

もものかんづめ』★★★★★