MIYABIの部屋

いつの日もこの胸に流れてるメロディー

レビュー『下町ロケット ゴースト』


池井戸潤著『下町ロケット ゴースト』
累計280万部突破の人気シリーズ最新刊。
CMで見てからずっと心待ちにしてました♪
第三段は宇宙(そら)から大地へ。 
いま佃製作所の新たな戦いの幕が上がる!


連日の猛暑と西日本を襲った未曾有の豪雨被害を思うと、何となく娯楽やレジャーに赴くのが躊躇われオフ時は読書やドラマの録画観賞をして過ごしています。
そんななか、秋に「下町ロケット」がこの新刊を引っ提げ帰ってくる!!と聞き、少し先の楽しみが一つ増えた所です。

7月20日に新刊されたばかりである上、秋ドラマの原作という事も考慮して核心には触れずチラッと触りだけ。

公式サイト等より内容を要約すると…
シリーズ第一作ではロケットエンジンの主要部品の特許を巡り、大手財閥の帝国重工に立ち向かい、第二作ガウディ計画編では人工心臓弁の医療機器新規参入に挑み、幾多の困難や経営危機に苛まれながらも、何度でも立ち上がる不屈の闘志とプライドでピンチを乗り越えて来た佃製作所。

中小企業の景況は一進一退を辿るなか、またしても佃製作所は予期せぬトラブルに見舞われ窮地に陥っていくのであります・・・
その他にも帝国重工の業績悪化や、主要取引先からの非情な通告、そして経理部長の殿村に訪れた危機などなど…どうなる佃製作所!?

あとほんのちょっとだけ補足しますと、新作ゴーストのキーポイントは変速機構。
そして新たなる市場は「農業」。
阿部寛さん演じる佃社長が描く、佃製作所の未来構造とは・・・

*****

あとね…これ読む前に見てしまった巻末と帯。
この秋、シリーズ第四段『下町ロケット ヤタガラス』が刊行決定☆
…って完結せんのか~い(≧口≦)ノ‼
続きはドラマでね♡ってやつー???

早く秋…は無理でも、この連続猛暑日だけでも一旦落ち着いてはくれませんかねぇ
早く続き読みたい。
ドラマへの期待もするしかないでしょ!もう!
ヤタガラス編でどんな決着を見せてくれるのか、今から楽しみです。

あとこれは余談なのですが…
先月公開された池井戸さん初の原作映画『空飛ぶタイヤ』観てきました。
主演の長瀬智也さんはじめ、豪華俳優さん達がこぞって出演されて、演技に関しては全くもって申し分なしだったけど………
やっぱりあの質量を2時間弱の尺に収めるのはあれが限界なのかねぇ。
諸々な事情もあるんだろうけど…ヌルい。
スカッと度は低め(題材が題材だし仕方ないっちゃ仕方ないんだけどね~)

まぁ序章だし…秋に期待を込め星4つ!
池井戸潤下町ロケット ゴースト』★★★★☆