MIYABIの部屋

いつの日もこの胸に流れてるメロディー

怖い絵展に行って来ました

毎日毎日雨マーク。。。
ホントいい加減イヤになってきました。
10月入ってからずーっとスッキリしませんね~(*_*; 秋の青空が拝める日は一体いつになるのでしょうか



先日の休日。
ネットで気になってた上野の森美術館で開催中の『怖い絵展』に行って来たよ。

 
 
従来、絵に関しては見ない描かない語らない 笑
そもそも私、笑っちゃうぐらい絵心がないんで
学業終了以降アートとは無縁の世界を生きてきたんですけど、一応…趣味で読書を嗜みますんで“ベストセラー”ってワードには目が留まるんです。


ドイツ文学者の中野京子氏のベストセラー書籍「怖い絵」は、西洋の名画を“恐怖”に焦点をあて、視覚的な怖さだけじゃなくその絵に隠された時代背景や歴史をもとに、名画に秘められた様々な恐怖を読み解き、美術書としては異例のシリーズ累計25万部を記録しました。

『怖い絵展』は刊行10周年を記念し、書籍でも紹介された作品を筆頭に“意味を知ると怖〰️い”絵が約80点展示されています。
まぁ今風に言うと死亡フラグが立ちまくってる絵とでもいいましょうか



館内は、
第1章:神話と聖書
第2章:悪魔、地獄、怪物
第3章:異界と幻視
第4章:現実
第5章:崇高の風景
第6章:歴史


6つのエリアに添って作品が展示されているんだけど、絵の大きさが掌サイズから両手じゃ足りないものまで大小様々。
とうぜん解説文の前は大勢の人だかり。

平日にもかかわらず入場待ち30分、館内も激混みだったので1つ1つじっくり読みながらだと裕に2時間あっという間だから、550円かかっちゃうけど入口で音声ガイドをレンタルするのを推奨します🎧
音声ガイドのナビゲーターは吉田羊さん


壁の解説には載っていない+αトークや、東京展では「紙兎ロペ」とのコラボ企画でロペさんとアキラ先輩も登場

ちゃっかりコラボグッズも売ってました


 


数多くある作品の中でも絵画展最大の注目作が、今回のメインビジュアルにもなっているので見た事あるって方も多いのでは!?
ロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵するポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》※日本初上陸!

 


高さ2.5m幅3m!圧巻の存在感でした

軽~く予習もしてったけど、より宗教や世界史の予備知識があれば更に想像力が膨らんで違った見方が出来たかもね。

私なんてギリシャ神話もよく知らないし戯曲も演劇も観ないから、やれ“ナンチャラ国王”だの“ホニャララ何世”とか言われても「;´д`?」って感じなのね


そんな知識の乏しい私でも圧倒されたレディ・ジェーン・グレイの処刑。
この絵の何が怖いって…気になる方は検索してみてね(長いので割愛)
怖い絵展HPへ
http://www.kowaie.com

結局は怖いもの見たさとはよく言ったもので、
自分に降りかかるのは絶対に嫌だけど、他人の不幸にはお金を払ってでも見に行くっていう群衆の方が余っ程こえーよって言う…。
その絵に描かれた一コマの背後にある絶望 滅亡 崩壊…、だからこそその美しさに人は魅了されるのかもしれませんね。

怖い絵展は10月7日(土)~12月17日(日)まで開催中です
ご興味のある方は是非♫


入館された方のツイートを見てて。
私も激しく同感したものがあったので最後にご紹介させていただきます


ギリシャ神話に登場するセイレーン。
その美しい歌声で男達を惑わし、船を海に沈めて喰ってしまう…という半身が魚説とも猛禽説とも云われる美貌の女神。
ギュスターヴ=アドルフ・モッサ作「飽食のセイレーン」
 
 
やっぱり誰かに似てる
・・・よね^^;



ランチは上野の老舗西洋料理店「精養軒」で


 
スペシャル…という割には、味はふつうかな