MIYABIの部屋

いつの日もこの胸に流れてるメロディー

『君たちはどう生きるか』鑑賞

7月14日公開、ジブリ最新作『君たちはどう生きるか』見てきました。

【ネタバレ注意】と付けようと思ったけど、ワタシ自身がいまいちピンときてないと言うか、こんな話と語れるほどに全貌を咀嚼できてないと言うか💧だがしかし「バレ」と言われればさもありなんとも思うし…。念の為、これから観に行かれる方は閲覧を避ける等等、ご自衛して下さいませ🙇‍♀

 

連日災害レベルの酷暑が猛りに猛った3連休、特別みる予定ではなかったけれど、恐らくこの先世間が夏休みに入り、梅雨も明け、更に夏が本気だして来たら、わたしの必殺「家から出ない」を発動するので、ならばまだ情報量が少ないうちに、夏の思い出を残しておこう!と重い腰を上げたのであった。

 

ジブリ側の戦略はこれまでとはすこし違い、公開前のプロモーション活動を一切行わず、ティザー広告もなければ出演キャストによる番宣もナイ。唯一解禁されたのがこのポスタービジュアル。この鳥、青サギなんだね。物語の🔑となるような神聖かつ神格的存在を担うのかと思いきや…、結構コミカルw 

公開から数日経つ頃には、キャストやレジュメ記事も多く目につく様になりましたが、何の先入観も持たず予備知識ゼロで鑑賞できたのはちょっと新鮮✨ もう名前も解禁されたから大丈夫かな?、この青サギを演じたのは菅田将暉さん。ダミ声のオッサンみたいな話し方で、無い無いとは思いながらも爆笑問題の太田さんかと思っちまった🤣 エンドロール見てびっくり!やっぱりお上手なんですね👏 

 

ジブリ映画は本職の声優さん以外でキャスティングされることが多いから、何となく聞いたことある声だけど…モヤ~って瞬間が多々あったんだけど、お一人だけ!確信をもって顔が浮かんだ演者さんがいました。木村拓哉さん!役名は伏せられていたけれど、主人公の父で確定でしょう。 意外な線ではあいみょん滝沢カレンちゃんの名前もありましたね😄

 

映画の感想についてですが、ザックリまとめると異世界冒険ファンタジー? 私は初め、2018年の同名ベストセラー小説を題材にしているのかと思っていたのですが、宮崎駿監督の完全オリジナルなのですね。

映画の冒頭が戦時下の東京で、国民服を着た主人公が空襲に見舞われる描写を見れば、脳が勝手に「火垂るの墓」の記憶を取りに行き、“あぁこういう路線で行くのか”と何とか監督の意を汲もうとしていると、なんかこの鳥ナウシカにいたよね!?とか、この建物の感じカリオストロっぽいな…とか、草原が風に凪ぐ風景はハウルが重なったり、ジブリならではの小っさくてわらわらしためんこいのの登場に「もののけ姫」を連想したりと、挙げればきりがない程に過去作で“見たことがあるかもしれない”案件がたくさん散りばめられていて、「アレ!これ何の話だったっけ?!」と脳がバグる😅

 

トトロやポニョのように、小さいお子様がずっと飽きず見てられるテイストとは少し違う気もするし、色々とない頭を振り絞って作品に込められたメッセージを考察すればするほど、どんな話だったのか思い出せなくなる始末🤯 “結果、これは宮崎監督が好きなように描きたいものを詰め込んだお話なんだ”というファイナルアンサーに行き着いたら、ストンと頭の中の靄がとれた✨٩(ˊᗜˋ*)و

 

とりあえず私はこの暑さをどう生きるか…「夏休みのある小学校時代にかえりたい😢」長々と駄文失礼しました🙇